2025年8月、Xにて『LINE通話の際、直前に見ていたサイトのリンクが勝手に共有される』といった内容の投稿が広まり、話題になっています。
どうやら『iPhone』で『LINEのビデオ通話』をしているという状況で、『限定されたコンテンツ』のリンクを共有する可能性があるようです。
そこで今回はLINEのビデオ通話でリンクが共有される状況やしないための設定を調査!
ぜひチェックしてみてくださいね。
LINE通話でリンクが共有されるってマジ?

通話相手と動画や音楽を同時視聴することを目的とした機能が、勝手に同時視聴を提案してくることが原因となっています。
LINEでの通話中、同時視聴するには
- SharePlay
- LINEの『みんなで見る』
これらの機能を使います。
今回問題となっている『勝手にリンクが共有される』事案は、SharePlayとの関連が深いんだとか。
要は共有できるコンテンツの画面共有をお節介で提案してきているといった感じ。
LINE通話のリンク自動共有機能初めて知った。
余計なお世話すぎる機能だろ
「何見とったか教えたろ!これで話盛り上がるやろな(^^)」
ってこと?!
デフォルトでオンになってた、こわすぎ
見たあとにLINEで通話をするとリンク共有が表示されると言うものです
これで共有して黒歴史を作った方が多いようですね
勝手に共有されると困ってしまう……といった意見が多いようですね。
ただ、調査したところすべての履歴のリンクを勝手に提案されるというわけではなさそうです。
提案されるコンテンツについては、次の章で紹介します。
LINE通話でリンクが共有できるコンテンツは多数

SharePlayで共有できるコンテンツは
- 動画アプリ
YouTube
アマゾンプライム
ネットフリックス
Apple TV+
Hulu - 音楽アプリ
Amazon Music
Apple Music
Spotify - 配信・SNS
TikTok
Twitch - その他
フィットネス - Safari
などなど。
結構たくさんのアプリが共有できるように感じますね。
LINEのビデオ通話中に共有を提案されたというケースでは、通話直前に見ていた・通話中に開いた
- YouTube
- Safari
のリンクが多いようです。
ちなみに『SharePlay』はiPhoneのiOS15以降にのみ搭載されたもので、Androidユーザーには現状無関係なんだとか。
LINE通話でリンクを共有しないための設定方法

勝手にリンクを提案されないように、SharePlayの設定を見直しましょう。
- 歯車マークの『設定』を開く
- 『スクリーンタイム』をタップ
- 『コンテンツとプライバシーの制限』をオン(緑バー)に変更
- 『許可されたアプリと機能』をタップ
- 『SharePlay』をオフ
3の『コンテンツとプライバシーの制限』をオンにするのを忘れないよう注意してくださいね。
念には念を入れて、FaceTimeの設定も見直しておきましょう。
- 『設定』を開く
- 『FaceTime』をタップ
- 『SharePlay』をオフ
これでLINE通話ではなく、iPhoneのビデオ通話機能『FaceTime』使用時の共有も防げます。
ほかにも
- 通話中に見られたくないアプリを開かない
- 日頃からSafariは『プライベートモード』で見る
- Safariのブラウザを複数開いている場合閉じる
- 通話の前に見られたくないアプリを閉じる
- 通話の前に履歴を削除
このような対策が可能です。
まとめ
話題になっている『LINE通話でリンクが共有される』という事案は、実際にあり得ることのようです。
リンクの共有を提案してくる『SharePlay』機能では、共有できるアプリやコンテンツが多数。
共有の提案をしないためには事前の設定が重要です。
この機会に設定を見直してみてはいかがでしょうか。