長年愛されてきて、我々の生活にも馴染み深いキャラクター『Suicaのペンギン』が2026年度末を持って卒業すると発表され悲しみの声が相次いでいます。
そこで今回はSuicaのペンギンの卒業理由について調査。
ぜひチェックしてみてくださいね。
Suicaのペンギンが卒業する理由と言われていること5選
- 新たな次元へ
- 25周年という節目
- 著作権の問題
- コスト問題
- コード決済機能
それぞれ見ていきましょう。
新たな次元へ
終了の理由について、JR東日本は「Suicaが誕生から25周年という節目を迎えるにあたり、今後の新しい広告展開などを検討していく中で、『Suicaのペンギン』については起用を終了する判断に至りました」と説明。
引用：ITmediaビジネス
新しい広告展開等のビジネスを進めていくうえで、切り替え時だと判断したようです。
Suicaのペンギンは公式キャラクターとしてJRのイメージが定着していますが、あくまでも契約更新といった雇用形態だったのですね。
ペンギンは「Suica 1.0＝交通」時代の象徴であり、これから始まる「Suica 2.0＝金融」時代にバトンを渡す。
JR東日本にとってのSuicaペンギンは、ポケモンにおけるピカチュウのような存在だろうに
自社キャラのブランド価値が理解できない広報担当と経営陣
現在JR東日本の広告はJR東日本企画（jeki）が担当しており
使用には坂崎さんと電通の許諾が必要です
サービスなどに新しい取り組みがあったとしても、Suicaのペンギンを広告塔から外すのは良い選択だと思えないといった声が見られました。
25周年という節目
SuicaのペンギンはJR東日本のオリジナルキャラクターではなく、絵本作家・坂崎千春さんの生み出した絵本に登場するキャラクターです。
そこにJR東日本が依頼する形で契約していたため、いつかは終わることが前提だったのかもしれません。
確かあのペンギンって、元々作者さんのオリジナルキャラクターで、それをJR東が起用した形じゃなかった？
それなら契約終了も仕方ない感
坂崎千春先生も電通も権利を譲渡していないので、jekiは使いにくい状態です
JR東日本生粋のオリジナルキャラクターでないことから、いつかは終わってしまうものだったと感じた方も見られました。
著作権の問題
前述したように、Suicaのペンギンはもともと絵本作家・坂崎千春さんの絵本に登場するキャラクターです。
著作権の問題が複雑に絡んでいるのではないでしょうか？
取材サイドの話で、取り扱い、著作権がややこしいという話を、別のJR取材で聞いたことがある。
以前、JR東日本企画(文字通り、JR東日本直系の広告代理店)に勤務してる友人に「Suicaのペンギンってかわいいよね！」と言ったら、めちゃくちゃ素っ気なく「ああ、あれは電通なんで」と返された事がある。
海外展開しようとしたが著作権者との交渉が決裂して、そのまま契約終了って流れか？
著作権が理由だと考えている方も少なくないようです。
コスト問題
Suicaのペンギンを起用し続けるには使用料や管理コストがかかります。
コストの上昇などが原因となり起用が難しくなってしまったのかもしれません。
昨今のJR東が自社のものでないもの（Suicaペンギン、発メロetc）を自社のものに置き換えていくのは、将来的に必要なコストを少しでも削っておかないと、これから先待っている首都圏の人口減に対応できなくなると思ってるからなんじゃないかな
JR東日本さん
・発車メロディーをIKST化&有料広告化
・Suicaのペンギンを卒業
そんなに、著作権等の権利関係は自社の物にしたいのですか？
他社に払う金は惜しいと。
後任未定らしいけど、これで権利を自社で保有するため社内公募とかするようならさすがにコストの考え方が歪んでいると思ってしまう
これだけ広く知れ渡り親しまれているキャラクターをコスト削減が理由で卒業させるのであれば残念だという声が多数見られました。
コード決済機能
JR東日本はSuicaのペンギンの卒業と同時に、2026年秋からモバイルアプリにコード決済機能を追加すると発表しています。
これは市場にクレカなど大手が参入してきたことで、Suicaが生き残るためにやらなくてはならないことなのだと推測できるでしょう。
大きな転換期だからこそ、卒業を決意したのかもしれません。
こんなけ愛されてるSuicaのペンギンちゃんを手放すって、JR東日本は何を考えてるんだろう、、
ペンギンは「Suica 1.0＝交通」時代の象徴であり、これから始まる「Suica 2.0＝金融」時代にバトンを渡す。
でもJR東日本が「コード決済追加」や「チャージ上限30万円」にするってことは、Suica自体が次のフェーズに進むってことなんだろうね。
ペンギンが“卒業”という表現なのも、完全に消えるんじゃなくて、何かしら形を変えて残る気もする。
Suicaの前進のためだろうと推察する意見も見られました。
Suicaのペンギンの卒業に反対多数で署名活動
なんとSuicaのペンギンの卒業のニュースを受け、世間では反対の署名活動が巻き起こっているようです。
ドンキホーテのドンペンは救えた！
Suicaペンギンもまだ助けられる
署名活動をして、何か変わるのか分かりませんが、
何もせずペンギンさまの卒業を迎えたくなく、オンライン署名をさせていただきます。
こればかりは署名でもなんでもする
なんとかして契約を続けて欲しいという声が多数あがっています。
Suicaのペンギンの卒業後は未定
Suicaのペンギンはその人気からグッズショップ『Pensta』がオープンしたり、ポスターやCMに起用されたりと多方面で活躍してきました。
卒業後の活動については2025年11月の段階で、なにも発表されていません。
卒業を期にショップも終えてしまう可能性も考えられます。
まとめ
Suicaのペンギンが卒業する理由と言われていることは
- 新たな次元へ
- 25周年という節目
- 著作権の問題
- コスト問題
- コード決済機能
この5つ。
卒業に反対意見が多数寄せられ署名活動が起こる自体に発展しています。
Suicaのペンギンの卒業後については2025年11月現在未定。
卒業までにはまだ期間があります。
追加情報を待ちましょう。
